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ニホンマムシ

日本本土では、有毒蛇の代表格です。 クサリヘビ科(コブラやガラガラヘビ)に属する、怖い存在です。 なので、毒性も強いようですが、体が小さい分、毒の量が少ない為、早期に治療すれば大丈夫なのだそうです。 全長はやや小型で、4〜60センチ程度で、無毒蛇のアオダイショウやシマヘビに比べると小さく思えます。 一部地域では、絶滅が危惧されているようですが、大阪北部では、一番よく見かけます。 アルピノ種(色素が抜けて真っ白な状態)も時々見かけます。 ← 白蛇ってなんかいいことあるという?都市伝説? 特徴としては、幼蛇の頃は全体に赤っぽく、この頃から、丸っこい模様がはっきりししています。 少し触ったり、棒でつついたりすると、とぐろを巻き、威嚇? 警戒?の態勢にはいります。 尻尾を振ったり、舌を何度も出したりします。 この後に飛び掛かってきます。 (近づかないほうがいいです。) 目が悪いそうで、鼻の横にあるピットという器官で、獲物の熱(体温)を感知して襲い掛かるそうです。 田んぼや川のそばなど、水っぽいところによくいます。 カエルを咥えているところもよく見かけます。 湿っぽい山林などにも居て、足元でとぐろを巻いていることがあるので、要注意です。 ニホンマムシは卵胎生で、お腹の中で卵を孵化させて、子蛇で産むということもします。


兵庫県篠山市 大阪府島本町水無瀬 兵庫県川西市一庫
     
兵庫県川西市一庫